ウツの時 背筋伸ばして 気合入れ 善いことすれば 元気が出るよ(168)

阿羅漢であり、正自覚者であり、福運に満ちた世尊に、私は敬礼いたします。


○子供のためのダンマパダ

姿勢を正しなさい
だらだらしないこと
先に宿題をすませなさい
そうすれば楽しく遊べるよ


○パーリ語原文と訳語

ウッティッテー  ナッパマッジェッヤ
Uttiṭṭhe      nappamajjeyya,
奮起するように  放逸にならないように

ダンマン   スチャリタン  チャレー
dhammaṃ   sucaritaṃ    care;
法を     善行の     行うように

ダンマチャーリー  スカン    セーティ
Dhammacārī     sukhaṃ    seti,
法 行者は     楽に     臥す
 
アスミン ローケー  パランヒ  チャ
asmiṃ   loke    paramhi   ca.
この    世     あの    と


○直訳
奮起するように、放逸にならないように
善行の法を行うように
(善行の)法行者は楽に臥す
この世とあの世で


○一口メモ
今回の詩の二行目「dhammaṃ  sucaritaṃ  care 」を前回、前々回は「真理を実践せよ」としましたが、今回は「善行の法を行うように」(善いことを行うように)と言う意味にしました。なんだかいい加減のように思われますが、ブッダの言葉は奥が深くて、応用範囲がひろいのです。ですからこのようにも理解できると思って下さい。

始めの言葉「奮起するように」は、精神的意味もありますが、元気がない時、落ち込んでいる時などは、身体に気合を入れると元気がでます。具体的には背筋を伸ばすことです。
そうすると、心に気合が入って、心に念(気づき)が備わるのです。瞑想の時もこのことは大切なことですが、日常生活でも失敗が少なくなり、仕事でも疲れが少なくなるのです。

善行をすること、例えば瞑想をすること、布施をするなどは慣れないと、かなりハードルの高い行為に感じられます。その時、上に述べた「奮起するように」が必要なのです。そのために、「善行の法を行うように」の前にこの言葉を述べておられるのです。ブッダは本当によく考えて、親切に、丁寧に私たちに教えてくれています。

「善行の法行者は楽に臥す」は「善い行いをする人は、その結果は決して悪くならないのですから、安心して、恐れることなく、気楽に生きていられる」と言う意味です。この世ではもちろんですが、もしあの世があったとしても、悪い結果にはならないのですから、安心して、恐れることなく、気楽に生きていられるということです。この世もあの世も世界のことなのです。


「ウツの時 背筋伸ばして 気合入れ 善いことすれば 元気が出るよ」


○この詩の解説は次の記事を参考にしてください。
http://76263383.at.webry.info/200905/article_1.html
http://76263383.at.webry.info/201003/article_10.html


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)

私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)は(が)幸せでありますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の悩み苦しみがなくなりますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の願いごことが叶えられますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)に(にも)悟りの光があらわれますように

私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)も幸せでありますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の願いごことが叶えられますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)にも悟りの光があらわれますように

*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。


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