梵行と 道徳守り 優しくて 生きもの殺さぬ バラモン褒めた<再292>

○ワン爺さんの独り言<292>
・・・
生きものを殺さず
人のものは取らないで
嘘をつかず、やさしい、
忍耐のある者は褒められる。


第2 小さな章 7.バラモン法経 9.

○中村元先生訳
292
かれらは、不婬の行と戒律と
正直と温順と苦行と
柔和と不傷害と
耐え忍びとをほめたたえた。


○正田大観先生訳
295.(292) 
〔彼らの〕梵行と、戒と、
正直、温厚、苦行、
温和、不害と、
さらには、また、忍耐を、〔人々は〕褒め称えました。(9)


○パーリ語原文
292.
ブラフマチャリヤン チャ    シーラン チャ
Brahmacariyañ ca      sīlañ ca,
梵行 と      戒 と

アッジャワン   マッダワン    タパン
ajjavaṃ       maddavaṃ     tapaṃ
正直な      温和        苦行

ソーラッチャン    アウィヒンサン チャ
soraccaṃ        avihiṃsañ ca,
柔和          不殺生 と

カンティン チャーピ    アワンナユン
khantiñ cāpi        avaṇṇayuṃ.
忍耐を もまた       称賛した


○一口メモ
梵行とは、禁欲行、純潔行、性交を行わないこと。これは何度も述べられたが、昔のバラモン達はこれを大切して、実行しました。

戒とは、ここでは、殺生、不与取、妄語、禁酒を言っていると思います。

正直とは、まっすぐであること、狡さがないこと、偽りがないことです。

温和とは、やわらかで、優しいこと、頑固でなく、傲慢でないことです。

苦行とは、ここでは感覚を守ることと注釈書には書かれています。

柔和とは、愛すべきこと、快い習性があること、人に逆らうことをしないことです。

不殺生は、生きものを殺さないことですが、生きものに害を与えないことも含みます。慈しみの心を持っていることです。

忍耐は堪え忍ぶこと、苦しい時にも平静でいること。以前、ダンマパダ184番の解説で詳しく述べました。
怒らない 忍耐これが 修行です 涅槃は最高 とブッダは言った(184)
http://76263383.at.webry.info/201209/article_2.html

人々は、これらの徳目を実践するバラモンを褒め称えました。


○前回のこの偈の解説

梵行と 道徳守り 優しくて 生きもの殺さぬ バラモン褒めた<292>
http://76263383.at.webry.info/201312/article_8.html


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)

生きとし生けるものは幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願いごことが叶えられますように
生きとし生けるものにも悟りの光があらわれますように

*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。


○アラナ精舎雨安居日記 
2016.10.13.(木) 第86日目
 今日の朝はかなり冷え込んだ。長袖に、セーターを着たがそれでも寒かった。しかし、どなたかが朝からアラナ精舎に来られ網戸を洗い、乾かしていつの間にか帰られた。有り難いことである。
 昼食後、そろそろ近所の田んぼ稲刈りが始まるかなと、散歩を兼ねて見に行った。案の定、二か所で稲刈りが行われていた。昔の稲刈りは大勢の人々が稲の束を鎌で刈り取るのだが、現在ではそれとまったく異なる。始めの田んぼは配の御夫婦と思われる二人、他の田んぼは男性が一人で稲刈りを行っていたのだ。機械の正式の名前は知らないが、機械を動かして稲の刈り取りを行っている。しかもその機械は脱穀も行うのだ。脱穀した米を自動的に袋に詰め込み、藁は裁断して田んぼに撒きながら進むのだ。なんとも便利なことだ。これでは一人でも稲刈りができると思った。
ふと田んぼの土を見るとタニシの殻がたくさん転がっている。今は死んでいなくても、干からびてしまうのだろうな。しばらく見ていたが、散歩を続けた。コスモスやカンナの花が咲いていた。

今時の 稲刈りは 静かだな ただブルブルと 音するだけなり


~~~~~~お知らせ~~~~~~

◎10月15日(土)は雨安居終了日ですので、今回は東京都八王子市の善東院にある戒壇でウポーサタ(布薩)を行います。その為、クサラダンマ長老と私ワンギーサはそちらに出かけます。クサラダンマ長老は翌日16日岸和田に戻り、私は18日に戻る予定です。

◎私は現在、雨安居のため大阪府岸和田市のアラナ精舎滞在しております。上記10月15日~18日以外は、アラナ精舎のカティナ衣法要(10月23日「日」)まで、こちらに滞在することになります。それ以後については11月3日のゴータミー精舎のカティナ衣法要に参加するために東京に行きますが、その後、しばらくこちら(岸和田)にしばらく滞在させて頂きたいと考えています。宜しくお願い致します。

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