ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第3章 愛執 第15偈

15 実に愛執が原因であり、執著は(それに縁って)流れる川である。この世では(欲の)網が茎をつねに覆うている。蔓草である「食幾」(=食偏に幾)えを全く除去したならば、この苦しみはくり返し退く。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
「食幾」を一字として表示できませんでしたが、これは食偏に作りは幾という一字の漢字です。読みは「うえ」。穀物が実らない、凶作、食物が不足するという意味です。

愛執が原因で執著があるという事です。茎とは愛執の比喩であり、網とは執著の比喩だと思います。つまり愛執の茎に執著の網が巻き付いているのです。

「蔓草である「食幾」(=食偏に幾)えを全く除去したならば、・・・」は分かりにくいのですが、蔓草の食物である愛執がなくなれば、執著もなくなり、輪廻を繰り返すことがないと述べているのだと思います。

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