ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第8章 ことば 7偈

7 愚かにも、悪しき見解にしたがって、真理に従って生きる真人・聖者たちの教えを罵しるならば、その人には悪い報いが熟する。___棘のある芦(あし)はのびて節(ふし)が熟すと自分自身が滅びてしまうようなものである。

(ダンマパダ164 愚かにも、悪しき見解にしたがって、真理に従って生きる真人・聖者たちの教えを罵しるならば、その人には悪い報いが熟する。___カッタカという草は果実が熟すると自分自身が滅びてしまうように。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
真人とはアルハト(阿羅漢)のことです。尊敬されるべき人、拝まるべき人、尊敬供養を受けるべき人の意で、修行を完成した人です。岩波文庫の中村元氏の注には、「ブッダの称号の一つとされ、もとはアルハトとはブッダの同義語であったが、後世になると両者は区別され、ブッダは超人的な仏として尊敬され、アルハトは小乗仏教での修行完成者をいうようになった。」と記されています。

SRKWブッダは、解脱には三種類あり、慧解脱(名称と形態の解脱)と身解脱(形態の解脱)と心解脱(名称の解脱)であると考えられておられます。そうすると、慧解脱者は仏(ブッダ)であり、身解脱者は阿羅漢(アラハト)であり、心解脱者は不還果者になると思います。

この偈で、「真人・聖者たち」と述べているところは、これらの解脱者を指しているのです。



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