感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第16章 さまざまなこと 17偈

17 田畑の汚れは雑草であり、この人々の汚れは怒りである。それ故に、怒りを離れた人々に供養して与えるならば、大いなる果報をもたらす。

(ダンマパダ357 田畑は雑草によって害われ、この世は人々は怒りによって害われる。それ故に怒りを離れた人々に供養して与えるならば、大いなる果報を受ける。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
前回の16偈では、「この人々の汚れは情欲である。」と述べられていましたが、今回の17偈では、「この人々の汚れは怒りである。」と述べられています。この人々の汚れは一つではなく、いくつか種類があるということです。

「怒り」については、この感興のことば(ウダーナヴァルガ)の第20章で22の偈で説かれています。どの偈をとっても自分の怒りを静めるのに役にたつものです。手じかに中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫があるならば、すぐに、その章を読んでください。

私は、怒りについて一つのエピソードを思い出します。ホテルの清掃を仕事にしてる女性がいました。彼女はいつもニコニコして怒ることがないのです。私は彼女に「あなたは怒ることはありますか?」と聞きました。彼女は「自分は仕事をしてわかったことがあります。怒る人は馬鹿な人が多いのです。賢い人は怒りません。それで私は怒りません。」と言いました。

私はなるほどと思いました。それ以後私は怒ることが少なくなりました。




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