感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第19章 馬 2偈

2 良い馬が鞭をあてられると、勢いよく熱気をこめて走るように、勢いよく努め励め。信仰あり、また徳行をそなえ、精神を安定統一して、真理を確かに知って、知慧と行ないを完成し、思念をこらして、このような境地に達した人は、すべての苦しみを捨て去る。

(ダンマパダ144 鞭をあてられた良い馬のように勢いよく努め励めよ。信仰により、戒しめにより、はげみにより、精神統一により、真理を確かに知ることにより、知慧と行ないを完成した人々は、思念をこらし、この少なからぬ苦しみを除けよ。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
この偈の前半の「良い馬が鞭をあてられると、勢いよく熱気をこめて走るように、勢いよく努め励め。信仰あり、また徳行をそなえ、精神を安定統一して、真理を確かに知って、」の部分は昨日の偈と同じですから、昨日のブログ記事をお読みください。

後半部分は表現は異なりますが、内容は同じことなのです。真理を確かに知った人は、感官を制御し、忍耐の力をそなえており、迷いの生存をすべて残りなく捨て去るのです。また、知慧と行ないを完成し、思念をこらして、解脱の境地に達して、すべての苦しみを捨て去るのです。

迷いの生存とは、輪廻の世界にいることです。また、すべての苦しみを捨てるとは、苦しみ作りだす元をなくすことです。具体的は心の名称作用と形態作用がなくなることです。







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