#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 27偈 27 満足し、感官に気をくばり、戒律をつつしみ行ない、食事について節度を知り、人々を離れたところで臥し坐し、心について専念する、___この人は<修行僧>とよばれる。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 「満足し」・・・修行者は満足が目標です。覚… トラックバック:0 コメント:1 2020年04月04日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 26偈 26 それ故に賢者は禅定と知慧とにつとめはげめ。これは、そのように明らかな知慧ある修行僧のはじめのつとめである。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 昨日は、23偈を掲載しましたので、一昨日に掲載した25偈を復習します。 「25 明らかな知慧の無… トラックバック:0 コメント:1 2020年04月03日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 23偈 23 心が勇み、こころ楽しく、愛憎に打ち克って、喜びにみちた修行僧は、苦しみを滅ぼすに至るであろう。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 23偈を飛ばしてしまったことに気がつきましたので、今日掲載します。 この偈のテーマは、愛憎です。愛することと… トラックバック:0 コメント:1 2020年04月02日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 25偈 25 明らかな知慧の無い人には、禅定が無い。禅定を修行しない人には、明らかな知慧が無い。禅定と知慧とがそなわっている人こそ、すでにニルヴァーナの近くにいる。 (ダンマパダ372 明らかな知慧の無い人には精神の安定統一が無い。精神の安定統一していない人には明らかな知慧が無い。精神の安定統一と明らかな知慧とがそなわっている人こそ… トラックバック:0 コメント:1 2020年04月01日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 24偈 24 修行僧は、身も静か、語(ことば)も静か、心も静かで、心をよく安定統一し、世俗の享楽物を吐きすてたならば、<やすらぎに帰した人>と呼ばれる。 (ダンマパダ378 修行僧は、身も静か、語(ことば)も静か、心も静かで、よく精神統一をなし、世俗の享楽物を吐きすてたならば、<やすらぎに帰した人>と呼ばれる。) (中村元訳「ブ… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月31日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 22偈 22 慈しみに住し、仏の教えを喜ぶ修行僧は、堕落するおそれなく、ニルヴァーナの近くにいる。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 昨日、「仏の教えを喜び、慈しみに住する修行僧は、見るも快い、静けさの境地に到達するであろう。」という偈を掲載しました。今回の… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月30日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 20偈、21偈 20 仏の教えを喜び、慈しみに住する修行僧は、見るも快い、静けさの境地に到達するであろう。 21 仏の教えを喜び、慈しみに住する修行僧は、動く形成作用の静まった、安楽な、静けさの境地に到達するであろう。 (ダンマパダ368 仏の教えを喜び、慈しみに住する修行僧は、動く形成作用の静まった、安楽な、静けさの境地に到達するであろう… トラックバック:0 コメント:2 2020年03月29日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 17偈 17 材を蓄積することなく、わがものという思いが存在せず、また(何ものかが)ないからといって憂えることのない人、___かれこそ「修行僧」(托鉢僧)とよばれる。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 「材を蓄積することなく、また(何ものかが)ないからといっ… トラックバック:0 コメント:5 2020年03月27日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 11偈〜16偈 11 風が吹いても岩山が動揺しないように、修行僧は、情欲が滅びてなくなるから、岩山のようにゆるがない。 12 風が吹いても岩山が動揺しないように、修行僧は、憎しみが滅びてなくなるから、岩山のようにゆるがない。 13 風が吹いても岩山が動揺しないように、修行僧は、迷妄が滅びてなくなるから、岩山のようにゆるがない。 14… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月26日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 10偈 10 個人存在を構成している諸要素の生起と消滅とを正しく体得理解するに従って、そこでかれらは悦楽を得、喜びによる少なからざる楽しみを得る。 (ダンマパダ374 個人存在を構成している諸要素の生起と消滅とを正しく理解するに従って、その不死のことわりを知り得た人々にとって喜びと悦楽なるものを、かれは体得する。) (中村元訳「ブッ… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月25日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 9偈 9 修行僧が、人のいない空家(あきや)に入って、心を静め、真理を正しく観ずるならば、人間を超えた楽しみがおこる。 (ダンマパダ373 修行僧が人のいない空家に入って心を静め真理を正しく観ずるならば、人間を超えた楽しみがおこる。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月24日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 8偈 8 真理を喜び、真理を楽しみ、真理をよく見通して考え、真理を念(おも)いつづけている修行僧は、正しいことわりから堕落することがない。 (ダンマパダ364 真理を喜び、真理を楽しみ、真理をよく知り分けて、真理にしたがっている修行僧は、正しいことわりから堕落することがない。) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月23日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 7偈 7 手をつつしみ、足をつつしみ、ことばをつつしみ、すべてにつつしみ、内心に楽しみ、心を安定統一し、ひとりで居て、満足している、___その人が<修行僧>なのである。 (ダンマパダ362 手をつつしみ、足をつつしみ、ことばをつつしみ、最高につつしみ、内心に楽しみ、心を安定統一し、ひとりで居て、満足している、___その人を<修行僧>と呼… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月22日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 6偈 6 適当な量(の食物)を享(う)けよ。つねに清く生きる者であれ。その行ないが親切でわかち合い、なすところ巧みであれ。そうして喜びにみち、心を落ちつけて、修行僧は遍歴せよ。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 言うまでもなく、最近はユーチューブというもの… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月21日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 5偈 5 しかし僅かの物で生き、軽やかで、自己をもとめようと欲し、諸の感官を制し、至るところにおもむき、解脱して、独り歩む人、___かれこそ修行僧なのである。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント 「僅かの物で生き」・・・宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の「一日ニ玄… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月20日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 4偈 4 身(み)を制しない人々は、ことばで人々を傷つける。戦場に来た象を矢で傷つけるようなものである。荒々しいことばが発せられたのを聞いたならば、修行僧は心の汚れることなく、忍んで受けよ。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) (ウダーナ4・8 自制心のない人々は、戦場にやって来た象に矢を… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月19日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 3偈 3 一切の業をすて去り、以前に造った塵を振り落し、「わがもの」という観念がなく、つねに自己が安住している修行僧には、人にむかってしゃべる必要がない。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *法津如来のコメント この偈の趣旨とは、少しはずれますが、「人にむかってしゃべる」につい… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月18日 続きを読むread more
#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 1偈、2偈 1 修行僧らよ。他人が養ってくれるのではなくて、托鉢によってみずから養い、心は静まり、専念している修行完成者を、神々も羨む。 2 修行僧らよ。他人が養ってくれるのではなくて、托鉢によってみずから養い、尊敬をも名声をも望まない修行完成者を、神々も羨む。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました… トラックバック:0 コメント:1 2020年03月17日 続きを読むread more