テーマ:輪廻

輪廻について(続き)

今回は、SRKWブッダ著「ブッダの世界観」より、「古典的輪廻説」を引用します。 (以下引用) この世の真相を明らかにするという観点からは、輪廻について語らないわけにはいか ないであろう。しかしながら、この世で修行し、完成させて、覚りに達するという観点で 言えば輪廻について語る必要は無いこととなる。 折衷して、覚りに向けた…
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輪廻について

先ほど掲載した「『輪廻』という幻(イメージ)その6」をもって、石法如来の「輪廻」は幻でありこころで描くイメージにしか過ぎないという見解の解説はおわりました。 そこで、私もこの見解を踏まえて、少し私の見解も述べておきます。 その前に、SRKWブッダはその著書「ブッダの世界観」の中で、「古典的輪廻説」「輪廻説の取り下げ」「寂滅論…
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石法如来の特別寄稿:「輪廻」という幻(イメージ)その6

私は、今回の記事(その1)で次のように書きました。                                     「因縁とは、ある意味曖昧さのある難しい言葉ですが、そこでは先祖から受け継いだものと前世から受け継いだもの、の二方向を想定して阿含宗では教えを説いていました。 普通に考えたら、今生きている自分という存在は先祖か…
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石法如来の特別寄稿:「輪廻」という幻(イメージ)その5

前回の記事で紹介した経典は、『雑阿含経』巻第12(三0一))に説かれているものです。内容的には、「中道」(ちゅうどう)の教えといわれ初転法輪において五人の比丘(出家僧)に、「愛欲快楽を求めるということ・自ら肉体的な疲労消耗を追い求めるということ」の二つの極端に近づいてはならないことを教えたものとされています。   中道の教えには、そ…
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石法如来の特別寄稿:「輪廻」という幻(イメージ)その4

グレイソン氏にとって最も驚くべき発見だったのは、臨死体験がその体験者達の人生に強い影響を与えていることでした。 「私の精神科医としての本業は、人々の生き方を変える手助けをすることです。生き方を変えるというのは簡単なことではありません。でも、ものの数秒で、人の考え方、価値観、信念、行動を劇的に変えてしまう体験が存在するのだと分かりま…
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石法如来の特別寄稿:「輪廻」という幻(イメージ)その3

釈尊という方は極めてリアリストであり、この世の現実をあるがままに観て現実に即した理法を説かれた方であると書きました。 しかしこの世を見渡してみると、衆生が感心あるのは死んだ後どの様な世界に赴くのだろう?という疑問と不安に基づく問いです。当然そこには、霊的な存在の問題があります。 霊的な存在に関して、仏教の教えとは本来全く関係が無…
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石法如来の特別寄稿:「輪廻」という幻(イメージ)その2

望月海慧(もちづきかいえ)氏の「ブッダは輪廻思想を認めたのか」には、色々興味深いことが書いています。輪廻思想に関連する、解脱の問題を考えてみると「解脱というものは、輪廻からの解脱である以上、論理的に常に輪廻思想に縛られたものとなる」と言います。 釈尊の教えが、経典で説かれているように生死に代表される人間の苦しみからの解放を求めるも…
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石法如来の特別寄稿:「輪廻」という幻(イメージ)その1

仏教思想を学ぶ上で、「輪廻」という言葉がよく出て参ります。命(いのち)ある存在は、業(カルマ)に基づき限りなく生と死とを繰り返すというインドの思想がその根底にあり、仏教にもその教義が取り入れられているからです。 また、同じ仏教思想に出てくる「因縁」という言葉を考えた場合、たしかに輪廻という思想を考慮に入れた方が、より容易に理解出来…
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SRKWブッダ著「仏道の真実++」【寂滅論】(1)

(以下引用) 【寂滅論】(1) 拙著『ブッダの世界観』において、古典的な輪廻説を取り下げ「寂滅論」を提起した。その内容は、次のようなものである。 人の人生は一度きり。前世も来世も無い。この結論は寂しい気もするがおそらく事実であろう。ならば、覚りなど目指さずに面白おかしく暮らした方が得だという極論も出るかも知れないが、覚…
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#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 44偈〜47偈

44 生存に対する妄執を滅ぼし、実体についての固執を絶ち切った修行僧にとっては、生まれをくり返す輪廻が滅びている。この人は悪魔の絆(きずな)から解き放たれている。 45 生存に対する妄執を滅ぼし、実体についての固執を絶ち切った修行僧にとっては、生まれをくり返す輪廻が滅びている。今や迷いの生存を再び繰り返すことがない。 46 …
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#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 42偈、43偈

42 心が煩悩に汚れていないで、実体についての固執を絶ち切った修行僧にとっては、生まれをくり返す輪廻が滅びている。この人は悪魔の絆(きずな)から解き放たれている。 43 心が煩悩に汚れていないで、実体についての固執を絶ち切った修行僧にとっては、生まれをくり返す輪廻が滅びている。今や迷いの生存を再び繰り返すことがない。 (中村…
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#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第32章 修行僧 40偈、41偈

40 心が永久に静まっている。実体についての固執を絶ち切った修行僧にとっては、生まれをくり返す輪廻が滅びている。この人は悪魔の絆(きずな)から解き放たれている。 41 心が永久に静まっている。実体についての固執を絶ち切った修行僧にとっては、生まれをくり返す輪廻が滅びている。今や迷いの生存を再び繰り返すことがない。   (中村…
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ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第12章 道 3偈

3 この世においては、実相を洞察するに至る知慧が、最もすぐれている。それによってひとは、生まれと死の尽きてなくなることを正しく明らかに知る。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *ワン爺のコメント 「この世においては、実相を洞察するに至る知慧が、最もすぐれている。」とは、世の人…
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ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第3章 愛執 第14偈

14 神々も人間も愛執に依っていて、欲求している。その執著をなす愛執を渡ってのり超えよ。汝は瞬時も空しく過すな。時を空しく過した人々は地獄に落ちて憂いに沈む。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *ワン爺のコメント 仏教では、神々も解脱していないので、輪廻の世界の生命であると考…
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ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第3章 愛執 第12偈、第13偈

12 男は愛執を妻として、長夜に伏す。ひそむ妄執のゆえにくり返し流転輪廻して、くり返し母胎に入る。このような状態、それとは異なった状態というふうに、輪廻のうちに行きつ戻りつする。 (スッタニパータ740参照) 13 しかしこの世でその愛執を捨てて、移りかわる生存に対する愛執を離れたならば、その人はもはや輪廻しない。その人には愛執…
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ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第3章 愛執 第7偈

7 衆生は愛執に縛られて、移りかわる生存に心がなずんでいる。人々は悪魔によって軛(くびき)に結ばれ、安穏を失い、生死のうちに落ちて来る。もろもろの軛は実に超克し難いものだ。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *ワン爺のコメント 人々は、すべて我ものという思いに縛られていて、輪…
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ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第3章 愛執 第6偈

6 愛欲に駆り立てられた人々は、わなにかかった兎のように、ばたばたする。束縛の絆(きずな)にしばられ執著になずみ、永いあいだくりかえし苦悩を受ける。 (ダンマパダ342) (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *ワン爺のコメント 愛欲とは、形態(ルーパ)に基づく欲です。本能的な…
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ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第1章 無常 第19偈

19 眠れない人には夜は長く、疲れた人には一里の道は遠い。正しい真理を知らない愚かな者にとっては、生死の道のりは長い。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *ワン爺のコメント この感興句はダンマパダ60偈と同じです。この偈の解説は2回しております。そのアドレスは次の通りですが、…
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ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第1章 無常 第6偈

6 夜の最初のあいだ母胎に入って住みつく人は、安らかにとどまること無く、(迷いのうちに)遷って行く。_____去って、もはや還ってこない。 (中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) *ワン爺のコメント この偈の「_____去って、もはや還ってこない。」の「__」の部分は原文が欠損して…
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輪廻のこと

ワン爺の独り言(2017年12月9日) 今回の理法の趣旨は「こころある人は、輪廻についてのこだわりを離れよ。覚ったとき、すべては明らかとなるからである。」ということです。 http://www.geocities.jp/srkw_buddha/rihou300.htm (以下引用) 【輪廻のこと】 輪廻…
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束縛を 牡牛の如く 断ち切って 神望むなら 雨降らせよと<再29>

○ワン爺さんの独り言<29> ・・・ 財産や家族が 束縛とは思えなくとも それらのために 苦労して悩むことは 確かでしょう。 29.第1 蛇の章 1ダニヤ経 12. ○毎田周一先生訳 牡牛のように束縛を断ち切った            と世尊はいわれた 象がつる草を踏みにじってゆくように 私はもう…
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生存の 原因なくした 修行者は この世あの世を ともに捨て去る<再16>

○ワン爺さんの独り言<16> ・・・ 輪廻のもとになる煩悩も、 生命を生存させる要因も、 同じものなのです。 第1 蛇の章 1蛇経 16. ○スマナサーラ長老訳 この世につなぎ止める存在の原因、煩悩が 何一つないならば、その修行者は 蛇が脱皮するように この世とかの世とをともに捨て去る。 ○毎田…
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再生の もとをなくした 修行者は この世あの世を ともに捨て去る<再15>

○ワン爺さんの独り言<15> ・・・ 天界に生まれ変わるより、 輪廻いない方が どんなによいか知るべきですよ。 第1 蛇の章 1蛇経 15. ○スマナサーラ長老訳 生まれ変わることの縁になる煩悩が 何一つないならば、その修行者は 蛇が脱皮するように この世とかの世とをともに捨て去る。 ○毎田周一…
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生贄を 供する人は 生と老い 超えていないと 我は説くなり<1046>

○少年少女のためのスッタニパータ<1046> ・・・ 生贄を捧げて供養する人々は 生存を求めているので 生と老いとを超えていない。 第5 彼岸に到る道の章 3.プンナカ経(プンナカ学生の問い)4. ○中村元先生訳 1046 師は答えた、 「プンナカよ。かれらは希望し、称賛し、熱望して、献供する。 利得を…
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執着を 聖者の行で 断ち切って 輪廻を離れた 彼に苦はない<715>

○少年少女のためのスッタニパータ<715> ・・・ 「聖者の行」で 執着を断ち切った修行僧には するべきことも、 すべきでないこともないのです。 ですから苦悩はありません。 第3 大きな章 11.ナーラカ経 37. ○中村元先生訳 715 (輪廻の)流れを断ち切った 修行僧には執著が存在しない。 な…
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生存の 要素捨て去った 解脱者を 時に応じて 供養しなさい<499>及び<500>

○少年少女のためのスッタニパータ<499.500.> ・・・ 欲はなく、怒ることもない そのような人がいたのならば その人のマネをしたらよい。 君は賢くなれるよ。 第3 大きな章 5.マーガ経 13.14. ○中村元先生訳 499 安らぎに帰して、貪欲を離れ、怒ることなく、 この世で(生存の諸要素を)捨…
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怠けても 預流果の人は 七までに 輪廻は終わる 幸せであれ<230>

○少年少女のためのスッタニパータ230. ・・・ 何としてでも生きたいと、 その想いがあるから、 生まれ変わりがあるのです。 心の汚れを取り去ると、 その想いがなくなって 生まれ変りがなくなります。 230.第2 小さな章 1.宝経 9. ○日本テーラワーダ協会訳 9. 深い智慧により正しく説かれたる[…
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再生の もとをなくした 修行者は この世あの世を ともに捨て去る <15>

○少年少女のためのスッタニパータ14 ・・・ 結果を気にし過ぎると 不安だよ。 結果より成長だ。 普段の努力が大切だ。 15.第1 蛇の章 1.蛇 15. ○スマナサーラ長老訳 生まれ変わることの縁になる煩悩が 何一つないならば、その修行者は 蛇が脱皮するように この世とかの世とをともに捨て去る。 …
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この世では 欲望はなく あの世にも 期待持たない 彼はバラモン(410)

○子供のためのダンマパダ。 ・・・ 死んだらどうなるの? 私は知らない。 死後の世界があろうが、なかろうが、 生きているうちに、 修行を完成しなさい。 ○パーリ語原文と訳語 アーサー   ヤッサ   ナ   ウィッジャンティ Āsā      yassa    na    vijjant…
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人々は 愛に流され 依存する 快を求めて 再度生まれる(341)

○子供のためのダンマパダ。 ・・・ 兄ちゃんはかわいい女に 夢中になって、 姉ちゃんは恰好いい男に 憧れる。 だけど、勉強しないで 母ちゃんに怒られる。 ○パーリ語原文と訳語 サリターニ  スィネーヒターニ  チャ Saritāni    sinehitāni      ca, 流れ…
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